めざせ宅建士!合格ブログ Vol.1
こんにちは。宅建士の境です。
弊社FC不動産も開業から半年が経過し、右往左往しながら営業しております。
このブログでは、私の宅建士の資格取得の経験を踏まえて、これから宅建士を目指している方々に、その合格の「秘伝」をお伝えしようと思います。
その前に・・・。
宅建士(正確には「宅地建物取引士」、その昔は「宅地建物取引主任者」と言っておりました。)とは、どういう資格なのか?
国家資格です。
土地や建物などの売買、アパートやマンションの賃貸をする場合、それを「業務」として行うためには「宅地建物取引業」(以下宅建業)の免許が必要となります。
この宅建業の仕事をする際に、必ず「宅建士」の資格を持つ社員(役員)が必要なのです。
逆に宅建士の資格だけを持っていても、宅建業の免許を取得しなければ不動産の売買・仲介などの業務は行えません。
個人が所有する不動産を友人に売却したり、所有するアパートを賃貸するだけなら宅建業の免許は必要ありません。
であるので、不動産業界に就職したり、すでに業界にいる方は更なるスキルアップや、あるいは独立して不動産業をやって見たい、と言う方には必須の資格なのです。
さて、実は私こと。四捨五入すると後期高齢者予備軍になろうかと言う世代です。
私が宅建士に合格したのは62歳の時でした。
宅建士の合格者の最高齢は90歳の方だそうですから、私なんかはまだまだ鼻たれ小僧。70代、80代の方でも全然大丈夫だと思います。
サラリーマン生活に別れを告げて、365連休サンデー毎日になって自分の時間が余るほど出来ました。
さて毎日何をしようかいな、と考えておりました。
資格でもとろうかいな、と思って、それほどお金と時間をかけないで取れそうな資格がこの宅建士だったのです。
因みに自分の時間がたくさんある方々は?と言うと。
①私のように定年を迎えて家でブラブラしている人
②卒業の目途がついた学生さん
③子育てが一段落した奥様方
④大体9時5時で帰れるサラリーマン
とまぁ、おおよそこんなところですか。
では、宅建士合格の大前提とは?
「1日2時間毎日学習出来ること」
なのです。
もちろん、毎日でなくても2時間勉強しなくても合格している方はいるのかも知れませんが・・・。
でも、私の経験からはこれが「必須」なのです。
特に、生まれて初めて不動産の登記簿謄本を見るとか、法律なんて全然知らねーよ、と言う方にはこれが絶対条件です。
と、かく言う私も受験までの期間中は1日2日サボっていたことはありましたけれど・・・。
そして、学習する期間は・・・?
ズバリ、「6ヵ月」です。短期集中型と言うやつです。
1年でも悪くはないかと思いますが、現在の宅建士試験は例年10月中旬です。
学習期間を1年とすれば、始めるのが前年の9月頃。
夏が終わって秋になってクリスマスが来てお正月・・・。
邪魔なのがこの「お正月」
初詣や、親戚が集まったりクラス会やらイベントが多すぎるのです。お酒の機会も増えます。(おらぁ、寝正月でどこへも行かねーよ、と言う方もいるでしょうけれど・・・。)
このお正月で2日3日4日と勉強が止まると、さぁ、もういけません。大体の方はここで放り投げます。
「6か月でも行けそうだから、春になったらまた始めようか」なんて考えてもおそらくダメ。
と、言うことでワタクシ的には「1年」はちょっと長いかなぁ、と思います。
「一念発起」と「短期集中」
これが合格の秘訣です。
宅建士合格にはいろいろなツールが巷に溢れています。
専門のスクールや通信講座など。スマホで学習できるなんてとこもあります。
もし、自分の時間がたくさん取れる方なら・・・・。
私が一番オススメするのが、「独学」です。
平日仕事があるサラリーマンの方はスクールに通ったほうがよろしいかも知れません。と、言うのも仕事で帰りが遅くなったり飲み会があったりすると、1日2時間の時間を捻出するのは中々大変なことだと思います。
スクールに多額のお金を払えば、サボるのがもったいなくて通う動機にもなるでしょう。
通信講座も悪くはありません。練習問題の添削をしてくれたり質問に答えてくれることもありますから、良い方法だと思います。・・・。
が、しかし。
通信講座によっては、教材のボリュームが結構あったりして、それがドサッと届くとそのボリュームに圧倒されてヤル気を無くす、なんてことも。
それと、添削問題に提出期限があったりしてその時間に追われることもあります。
「1日2時間の短期集中」
ではありますが、この学習に「追われて」はいけないのです。
自分の生活のペースを乱さず、肩の力を抜いて自分の出来る範囲(1日2時間は必須ですけど)でやることです。
とりあえずやってみて、「1日2時間は無理」と言う方は別な方法(独学ではない)を考えてください。
それでは、実際の学習の進め方については・・・。
以下、次号。